2021-03-22 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
ふと思い立って足下のくぼみを熊手でひっかくと、そこから小石とほとんど見分けの付かないような骨片が出てきたのである、まるで大地から湧き出すように御遺骨が現れると言われております。これが実態なんですね。 大臣、最近、何度も目視で確認すると言われていますけれども、本当にできるのかと。配付した資料の三枚目を見ていただきますと、手の上に乗った御遺骨の写真がありますよ。
ふと思い立って足下のくぼみを熊手でひっかくと、そこから小石とほとんど見分けの付かないような骨片が出てきたのである、まるで大地から湧き出すように御遺骨が現れると言われております。これが実態なんですね。 大臣、最近、何度も目視で確認すると言われていますけれども、本当にできるのかと。配付した資料の三枚目を見ていただきますと、手の上に乗った御遺骨の写真がありますよ。
少なくとも、骨片であっても、骨の一かけらであっても、国は本気でこの返還に努力したいとはっきり説明すれば、遺族の中で反対する人はいないと思うのですが、自民党の先生方も、これ、いかがでしょうか。是非これ、法律も家族にお返しするまでが国の責務としているのですから、技術の進歩に伴い、これまでの慣習を変える必要もあるのではないでしょうか。
骨片からもDNAを取り個人識別につながるアメリカや韓国の技術は、研究所を設置した上で、長い経験の蓄積によってなされたと聞いています。委託を受けている日本のある大学の研究室では、手足の骨からDNA抽出は成功していないようですが、そもそもボランティアのような体制であって、専任の研究者がいないと聞いています。
本当に小さな骨片、それ全てというのは無理かもしれませんけれども、でも、そういった骨をしっかりとやっぱり遺族に返していくということはすごく大事なことだと思います。とても大事なことだと思います。 韓国では、朝鮮戦争の犠牲者のDNA鑑定を大腿骨などから行っていると聞いています。
提供されたものにつきまして、まず、DNA型鑑定の知見を有する専門家が、DNA型を検出できる可能性のある骨片十個、これを慎重に選定しまして、帝京大学及び警察庁の科学警察研究所においてそれぞれ五個ずつDNA型鑑定を行ったものであります。
村田国務大臣は、帝京大学と科警研に委託した、十二月七日、新潟県警は、帝京大学より、横田めぐみさんの遺骨とされる骨片五個のうち四個から同一のDNAが、また他の一個から別のDNAが検出されたが、いずれのDNAも横田めぐみさんのDNAと異なっているとの鑑定の状況を聴取したと言っているんですね。
○池田政府参考人 横田めぐみさんの遺骨であるとして提供されたものにつきましては、その中から、DNA鑑定の専門家が、DNAを検出できる可能性のある骨片十個を選定いたしまして、それを五個ずつ、帝京大学そして科学警察研究所といった国内の最高水準の研究機関に鑑定嘱託したものでございます。
具体的には、提供された遺骨につきまして、その中から、DNA鑑定に知見を有する専門の方が、これならDNAを検出できるのではないかという可能性のある骨片、これを十個選んでおります。大きさとか、高温にさらされていないとか、そういう観点から十個選定いたしまして、五個ずつ、片方を科警研、片方を帝京大学、こういうふうに鑑定嘱託をしたところでございます。
しかしながら、その後に一行の平壌滞在中に北朝鮮側に対しまして改めて本件に言及した上で、この遺骨については、骨片については横田さん御家族に伝達することにするけれども、御家族の御意向を踏まえて対外公表する可能性があるということも併せて言って、北朝鮮もこれに異を唱えなかったという経緯があるというふうに引継ぎを受けております。
○政府参考人(伊原純一君) 今、佐々江局長の方から御説明しましたとおりの経緯でこの遺骨とされる骨片については持ち帰ってきたわけでございますけれども、その際、先方のめぐみさんの夫であったとされる方からのお話のとおり、帰国後、薮中局長は横田さんの御家族にこの日朝の実務者協議の結果を御報告し、その際にこの遺骨についても御相談をしたわけでございます。
○政府参考人(中川坦君) 今、先生おっしゃいましたように、骨片が肉に入っていた事例というのはこれまで香港向けで三例、それから台湾向けで一例確認をされております。 これらの事例につきまして、香港、台湾あるいはアメリカ政府に事実関係を照会をしているところでありますけれども、輸入国側、台湾なり香港側としましては、輸入牛肉に輸入対象外としている骨片が混入していたと。
○松本政府参考人 基本的には、一月に行いましたような、脊柱のようなものがないかどうかとか、あるいは骨片がないかどうかというようなことにつきまして、特にSRM、脊柱等の混入がないかどうかということについて検査をお願いするということで考えております。
先方、キム・チョルジュン氏から、遺骨については横田めぐみさんの御両親に直接渡してもらいたい、そして、政府より、対外公表しない、さらに、これを書面に明示しない限りは本件骨片を引き渡さない旨、先方が強く要求をいたしました。
その際に、アメリカ側は、骨つき、骨なしというのは、明示的に、例えば骨つきというのはTボーンステーキのようなもの、骨なしというのはそれ以外のものだということで、骨片が入っているということは、品質上の問題ではあるけれども、いわゆる骨なし牛肉の定義とは違うんだというのがアメリカ側の主張でございます。そこはそれぞれ両当事国間の解釈の問題だというふうに思います。
そして、やはり国民的理解を得ていくために、国民が不信感を持っているというのは、香港で発見された二回の骨片の混入の問題、それから台湾で一回、これらが発見されている。そういうことに対して、政府は、日本への輸出条件では当該骨片の混入は違反ではないという立場をとっているんですね。 いいですか。
しかし、あのときのテレビで皆さんもお分かりのように、これ橈骨と尺骨が同時に折れて、しかも粉砕骨折のように骨片になっていたら、どんなに体力のある人でも最低六か月は掛かるとまずニュースで報じられましたね。彼の場合は運よく橈骨の単純な骨折だったので早ければ三か月という話がありましたね。
骨片ということですから、もちろんこれは意図して入れたもの、入ったものではない、何かの作業ミスによって恐らくくっ付いてきたものであろうと、こういうことだと思いますけれども、ただ、我々考えますに、やはりその処理工程においてかなり荒っぽいところがあったんじゃないかということもある意味推察されるわけでございまして、この辺りは今後アメリカ側も再開に向けての話をしてくるんだと思いますけれども、我々としても、日本側
香港向けに輸出をされましたアメリカ産の牛肉に骨片が混入していたこの事案につきましては、香港からまだなかなか詳細な情報は得られておりませんが、香港当局の見解としましては、骨なし肉という輸入条件に違反をしているという主張をしておるのに対しまして、アメリカ側は、骨なし肉のみの輸入を認める香港のその輸入条件におきましても骨片の混入までは禁止されておらず、したがってこの事案は輸出プログラム違反ではないということで
そして、一月二十四日、朝鮮中央通信が備忘録を発表し、いわゆる骨片、骨ですね、に関する日本側鑑定結果に対する考え方を含む備忘録を発表しております。一月二十六日、北京のカナダ大使館ルートを通じて備忘録を伝達して、骨片の返還を要求してきました。 そして、その間、二月十日には我が方から北朝鮮側備忘録に対する反論を伝達しております。
具体的に申し上げますと、骨片を洗浄した後の洗浄液につきましてもこのネステッドPCR法を用いてDNAの検出を試みたわけでございますが、DNAは検出をされませんでした。 また、鑑定結果の客観性、確実性を高めるという観点から、二度にわたる分析を実施いたしまして、同一の結果が得られたというものであるというふうに承知をしております。
今御質問の中で、いわゆるコンタミネーション、汚染の可能性ということも御指摘をされましたけれども、そういった問題については、鑑定人において十分考慮され、骨片をまず十分に洗浄した上で鑑定を行ったものと聞いております。
○政府参考人(佐々江賢一郎君) これも捜査当局の報告の結果でございますが、鑑定を二つの研究所に委託したということでございますが、この帝京大学の方の鑑定を委託したもののうち、これは骨片五個でございますが、四個から同一のDNA、それから他の一個から別のDNAが検出されたということでございます。 この科学研究所の方では検出がなかったということでございます。
また、これとともに、横田めぐみさんの遺骨とされたものについて、専門家により慎重に選定された骨片から横田めぐみさんのものとは異なるDNAが検出されたという鑑定結果の概要もあわせて伝達しました。
承知をしておりましたが、まだその論文そのものを実は読んでおりませんので、そのネイチャー誌の論文が日本の鑑定結果を完全に否定したものなのかどうなのか、ちょっと私もまだ定かではないのでこれ以上のことは申し上げられませんが、私どもとしては、事実関係だけ申し上げますと、横田めぐみさんの遺骨であると提供されたものがあるわけでありますが、その中から、DNA鑑定の知見を有する専門家が、まず検出できる可能性のある骨片